監督・脚本・プロデュース:作道雄
撮影・編集:橋ヶ谷典生
企画・プロデュース:星久美子
長さ:25分

第36回リーズ国際映画祭 正式招待作品
第23回ニッポンコネクション正式招待
第20回アジアン・サマー映画祭正式招待

【メインキャスト】 
津田寛治
松林慎司
篠田諒
田口浩正

【メインスタッフ】 
監督・脚本:作道雄
撮影・編集:橋ヶ谷典生
音楽:荒木正比呂
助監督:長尾淳史・小野萌人
タイトル:半崎 信朗

コロナ禍に見舞われて、経営の危機に瀕するある映画館。支配人の久保は、廃館を本格的に考え始めていた。ちょうど国からの休業要請があり、当面の間休業することを決めたのだ。
……そんなある夜のこと。一人の若い映画監督が、映画館に駆け込んできた。彼は休業期間中、監督作の映画を上映してもらう予定だった。なんとか休業を取り止めに出来ないかと懇願する、彼の熱意に打たれた支配人は、観客なしでの上映を決めた。と、支配人が上映を決めた本当の理由は、実のところは別にあった。ある願掛けをしていたのだ。「この映画館ね、幽霊が出るんですよ。大ヒットする映画の試写をやると」
コロナ禍を生きる、すべての映画ファン・映画館ファンに捧ぐ、心温まるヒューマンファンタジー。